Istanbulにやってきた。フランクフルト発が2時間遅れたため、イスタンブール空港には夜10時過ぎに着いた。もうすっかり夜だ。そこから地下鉄とトラムでホテル最寄り駅まで移動。途中、エジプトから移動してきた一人旅女子大生と出会うが、これからホテルを探す、とのこと。途中の駅でお別れしたが、大丈夫なのか…?私はホテルを予約していたので、この時間でも精神的な余裕があった。しかし、ホテルの部屋に着くと、あまりの狭さと、なぜか青色の薄暗い照明に精神的余裕は無と帰すが、「イスタンブールは都会だからな」と気を落ち着かせ、シャワーを浴びて金曜日は終了。ちなみに、イスタンブール都市圏の人口は1千万人を超えるらしい。東京みたいな感じです。
翌日、8時過ぎにホテルを出て観光を開始した。スルタンアフメット地区に見どころが集まっているようなので、ホテルから10分ほど歩いて移動する。まず行ったのはSultanahmet Camii(通称:ブルーモスク)。
かなりの列だったのでパリ旅行を思い出したが、意外と列はサクサク進み、15分ほどで内部に入れた。モスク内は土足禁止なので、入口でナイロン袋に靴を入れて、手持ちで入場する。初めてのモスク見学なので、色々物珍しい。
しかし、正直観光客が多すぎて、「モスク」という厳粛さはあまり感じられない。だってこんな感じですよ。
モスクには随時入場できるようなので、早朝に行けばもっと雰囲気を味わえるだろう。
次は地下宮殿(Yerebatan Sarnıcı)。地下宮殿といっても、貯水槽だったらしいが、それにしてはものすごく豪華な貯水槽だ。よく当時に「地下に貯水槽を作って水をためよう」なんて思いついたことに感心する。ここはライトアップが非常にうまく雰囲気がある。
ここで9時半過ぎになったので、続いてトプカプ宮殿(Topkapı
Sarayı)に向かった。
ここもある程度並ぶが、広大な宮殿だからか、列は止まることなく進んだ。パリ旅行のベルサイユ宮殿でその威力を知った日本語オーディオガイドを入手し、広い宮殿内を回る。もちろん、有名なハレム(Harem)も別料金を払って見学した。
ハレムは王であるスルタンと女性のための建物だが、ハレムを取り仕切る宦官長は黒人宦官(男性)から選ばれたというのが面白い。オスマン帝国時代には、人種や宗教に関係なく能力とスルタンへの忠誠心に応じた位が授けられた、というのだからオスマン帝国が繁栄したのも頷ける。
この小石の道は、スルタンが馬でハレムへと入っていく道。この道は、ハレム入口から男子禁制スペースまで(つまり男性宦官の居住区)続いている。一刻も早く女性の部屋に行きたいという強い思いが感じられます。
宮殿内には宝物館もあり、豪華絢爛な宝物を見ることができる。私が一番興味を持ったのは「モーゼの杖」。神話だと思ってたけど、それらしい杖があるんですね。あと、面白かったのが、「預言者ムハンマドの髭」。ムハンマドが手入れして落ちた髭を、皆が競って拾い集め、豪華な入れ物に大事にしまっておいたそうな。
宮殿を出た後に選んだ昼食は、イスタンブールの名物の一つ「キョフテ」。某ガイドブックに記載されているキョフテ専門店でいただいたが、要は小さなハンバーグだ。味は可もなく不可もなくという感じ。
そーいや、お土産も見ないとなあ~、とグランバザール(Kaplı Çarşı)へ行くことにした。中東のバザールというものを実際に見てみたいし。バザールの入口はいくつかあって、こんな風に門になっています。
グランバザールは、想像以上にゴチャゴチャしています。
ここで買い物なんぞする気にならないのは俺だけか?日用品ならまだしも、お土産にいいものを選ぶ隙がない。単純に店の数が多すぎることと、ここでは、真贋を見分ける目がないと、いいものが買えないんじゃないのか?という不安が買い物意欲をなくしてしまう。それでもグランバザールは見どころとしてはかなり面白く、行く価値は十分にある。女性が行くときっと買い物が楽しいだろう。
さて、実は朝から持病?の腰痛で、移動がかなり困難だった。それでもなんとか頑張って色々見てきたが、ちょっと限界に近づいてきたし、なぜか腹痛も併発してきた。トルコアイスを2つ食べたからか…?ホテルに休憩しに戻り、ベッドで横になること1時間、とりあえず動けそうになってきたので、トラムで金角湾方面へ再度出発。ガラタ橋(Galata Köprüsü)を渡ったところでトラムを降りて、見物しながら橋を戻ることにした。ガラタ橋周辺は、非常に活気があって混雑している場所。魚市場や船着場もあって、港町の風情だ。
ガラタ橋は2階建て。一階はレストランが集まっていて、2階は道路&トラムが走っている。
2階では多くの釣り人が。これ、釣れるのか?と思って足元のバケツを覗いてみると、結構釣れている人もいる。さらに、釣竿レンタルと餌販売所もあって、誰でも釣りができるようだ。ただし観光客で釣りをする人がいるのかは不明。
ここで魚料理を食べたかったが、腹痛が続いているので我慢しよう。ガラタ橋の旧市街側には、エジプシャンバザール(Mısır Çarşısı)がある。
なんでも、香辛料の店が多いことからこの名前が付いたそうだ。今でもその名残がある。
ホテルはトラム沿線にある。イスタンブールのトラムをよく利用したが、決して乗車・降車を待たない(乗り込む人とドアの戦いが毎回見られる)ことや、歩行者をあまり気に掛けない&歩行者も気にしないことに驚いた。歩行者とトラムの隙間はわずか数センチ。
一度は子供たちが走っているトラム最後尾にしがみついて遊んでいるのを目にして、かなりビックリした。そんなの、youtubeの中だけの世界かと…。まさかイスタンブールで見れるとは。
9時頃にホテルにもどってイスタンブール1日目終了。
2日目に続きます。
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