ユトレヒトはオランダ アムステルダムからも近く、飛行機でも行きやすい都市だけど、今回はICEを使うことにした。というのも、前回のパリで4時間くらいならば電車の方が楽なんじゃないか?という気がしていたから。日本の新幹線か飛行機か、悩む境界線と同じ感覚です。とにかく、ICEで行ったのですが、フランクフルトからは3時間30分着いたので、いい選択だったかな。
ユトレヒトの中央駅につくと、雨が降っていた。この雨は日曜日に帰るまで降っていたので、雨の中の観光となった。まずはホテルまで歩いて行って、チェックイン。荷物を置いて、ユトレヒトを訪れた最大の目的である、ディック・ブルーナハウスへ、観光案内所を経由して急ぐ。ユトレヒトはミッフィーちゃんの生まれ故郷なのです。
ディック・ブルーナハウスへ入ると、金のミッフィーがお出迎え。
さすが世界のミッフィー。神々しい。
このディック・ブルーナハウス、博物館ということだが、ミッフィーファンの日本からのお客さんがよく来るからか、日本語がオランダ語、英語に続く第3言語として機能しており、日本語のミッフィーアニメがあったり、映像に日本語字幕があったり、日本語の説明パネルがあったり、とにかくこれまでで一番内容を理解できた博物館だった。娘も大満足。
日曜日は昼前までホテルでのんびり、というか、どう素早く準備しても昼前になってしまうのだが、オルゴール博物館に行った。この博物館、ユトレヒトに来るまではノーマークだったが、観光案内所でもらった日本語の簡易ガイド付き地図に、『ユトレヒトで一番陽気な博物館』と紹介されていたので、気になって行くことにした。
オルゴール博物館は館内を巡るツアーに参加することから始まる。このツアー、博物館スタッフがオランダ語と英語でオルゴールの説明をしながら実演してくれる。50~100年くらい前のオルゴールが音あざやかに鳴らされるのに驚いたし、オルゴールの守備範囲?に驚いた。オルゴール方式で、ヴァイオリン、ピアノ、オルガン、木琴、鉄琴、太鼓、シンバル、その他いろいろ、を操っている。オルゴールの可能性は無限大やな。一番驚いたのは、スタインウェイのピアノにオルゴールを付けて、オルゴールで曲を演奏されたこと。音の強弱もつけられていて、どうやって強弱つけてるのか、不思議だった。聞いてみたら、空気を送り込んで強さを変えているらしい。質問したくせに、答えの説明を完全に理解できなかったのが、自分でも歯がゆいです…。
写真は最後の見せ場の巨大オルゴール。
ユトレヒトの街は運河が流れていて、夏に来ればもっと気持ちいだろうなぁ、と思ったりもしたけど、冬のユトレヒトもいい雰囲気の街でした。
ユトレヒトで出会った謎のおばさん像。
無造作に鶏つかんで、大阪のおばちゃん的なこの表情。圧倒的存在感。今から食事の準備するで~と言いそうな…。いい雰囲気の洒落た街なんですよ、ユトレヒトは。この像は合わんやろ…。(なにか深い意味があるに違いない、と思って調べてみたけど、手掛かりなし)
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