今日も東京であるプロジェクトの会議。朝6時の新幹線で東京に向かう。さすがに、この時間はちょっとシンドイ。。。行きの車内で爆睡して徹夜明けの体力を回復させる。
先週と同じ場所で、6時半までみっちり会議をした後、7時半東京発の新幹線に乗る。ふぅ。3月まで多くの時間がこのプロジェクトのために必要になりそうだ。担当学生を増やしたいな。
昼ごはんはトマトラーメンという一風変わったラーメンを食したが、想像よりも旨かった。店内の匂いがイタリアンにしか思えないところが違和感あったけど、味は旨し。次回から、ここで会議するときはトマトラーメンに決まりだな。
2011年12月13日火曜日
2011年12月7日水曜日
プロジェクト会議 at 東京
今日は東京で、とあるプロジェクトの設計確定会。先月末にフランスから帰国してから、ずっと今日の準備に取り掛かっていた。睡眠時間は連日3時間くらい。ネムイ…。
帰りは東京発20時30分が最寄駅までの最終の直通新幹線。早朝から東京に向かい、朝からず~と会議で、この新幹線の時間も間に合わなくなるくらい、内容が盛りだくさんだった。ふぅ。会議の宿題がまだ残っているので、当分は気が抜けないなぁ。
さて、このブログの題名、どうするかな。少なくともダルムシュタットではなくなった。ちょっと考えなければ。
2011年11月28日月曜日
Bordeaux - 0G flight final day
フライト最終日。本当なら最終日は昨日だったが、濃霧のために予備日の今日に延期となった。しかしながら、今日も濃霧。
予備日も今日で終わりなので、なんとか実験したいとみんなの祈りが通じたのか、濃霧ではあったが3時間遅れで飛行実施となった。
みんな酔い止め注射を打ちます。
乗り込む前はこの霧。
考えたら、この角度の飛行機の写真って普通は撮れないな。
搭乗は一番乗り。今日の準備は時間的に余裕があったので、ほっと一息。
やっぱり、こういう余裕がある時はうまく行くもので、実験は順調そのもの。あまりに順調だったので、調子に乗って無重力で泳いでみたが、さすがに度が過ぎたらしく、「Free floatingがしたければ、専用ゾーンに行け」と怒られた。もうしません…。
その後はちょっと控えめに、でも十分に無重力を楽しんだ。
いつも酔ってしまう同僚も今日は最後まで酔わずに無重力を楽しめた。またここで実験できるように頑張ろう。
この記事を書いているのは、最終フライト日から2日経ったフランクフルトから帰りの機内。隣に座ったドイツ人のオッチャンの新聞をふと見ると、無重力フライトの写真がデカデカと載っていた。思わず、見せて!とお願いして見せてもらった。確かに見覚えのある顔が…。ドイツ人の宇宙飛行士だったのか…。無重力フライト中は、BBC系のテレビ局とドイツ系のテレビ局、ESAの広報の3報道機関も一緒に搭乗しており、1月にはBBCで放送されるらしい。日本じゃ見れないと思うけど、ドイツの同僚に録画お願いするか。。

2011年11月24日木曜日
ZERO-Gravity
以前から書いているように、今、フランスBordeauxで無重力実験しています。「無重力実験」とはなんだ?と思われる方も多いと思いますの、まずは簡単に説明をしましょう。
飛行機を使って無重力環境を機内に作り出す方法ですが、機内と言えども地球上ですので、方法は一つしかありません。「自由落下」です。遊園地ではフローフォールなるものがあり、皆さんもおなじみだと思います。あの方法を飛行機にも適用するのです。つまり、上空でエンジン出力をきわめて微弱にし、自由落下をさせて無重力状態を得ます。もちろん、そのままだと墜落するので、20秒ほどの自由落下(放物線運動)をした後は、再び機首を持ち上げて体制を立て直します。
詳しくはNOVEPACEのホームページをご覧ください。
http://www.novespace.fr/en,home,download.html
45度くらいで下に向かっていくので、コクピットで見学していると、まっさかさまに落ちている印象を受けます。
使う機材はA300というジェット機なのですが、商用機でよくこんな操縦ができるなぁと感心します。飛行機は簡単に墜落しないんだな、ということがよくわかります。
フライトの日は、朝が早いので、左上には月が見えます。
フライトをする人は、こんなフライトスーツを借りて着用します。
で、いよいよzero-Gの世界へ。余裕のオッチャンはヨーロッパ宇宙機関の人で、、毎回の無重力実験に参加しています。通称「世界で一番無重力を体験している男」でスーツの名札は常に上下逆に取り付けています。無重力での写真のような体制の時に、名札が見えるように。
無重力は放物線飛行によってえられますが、45度くらいに傾いた機体を立て直さねばいけません。その時は、エンジン出力による加速度の増加によって、地球の2倍の重力がかかります。腕立て伏せも腹筋もできません。
1G-2G-0G-2G-1G-0G--.....と31回も繰り返されるので、事前に酔い止めの注射を打ってもらいます。もちろん、注射をしても酔う人も。
慣れた人なら、実験の合間に、こんな風に遊べたりします。
この動画の人は無重力実験を実施している会社の人なので、慣れている。
さて、今日のフライトが最後だ。 Escape from Gravity !!
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飛行機を使って無重力環境を機内に作り出す方法ですが、機内と言えども地球上ですので、方法は一つしかありません。「自由落下」です。遊園地ではフローフォールなるものがあり、皆さんもおなじみだと思います。あの方法を飛行機にも適用するのです。つまり、上空でエンジン出力をきわめて微弱にし、自由落下をさせて無重力状態を得ます。もちろん、そのままだと墜落するので、20秒ほどの自由落下(放物線運動)をした後は、再び機首を持ち上げて体制を立て直します。
詳しくはNOVEPACEのホームページをご覧ください。
http://www.novespace.fr/en,home,download.html
45度くらいで下に向かっていくので、コクピットで見学していると、まっさかさまに落ちている印象を受けます。
使う機材はA300というジェット機なのですが、商用機でよくこんな操縦ができるなぁと感心します。飛行機は簡単に墜落しないんだな、ということがよくわかります。
フライトの日は、朝が早いので、左上には月が見えます。
フライトをする人は、こんなフライトスーツを借りて着用します。
で、いよいよzero-Gの世界へ。余裕のオッチャンはヨーロッパ宇宙機関の人で、、毎回の無重力実験に参加しています。通称「世界で一番無重力を体験している男」でスーツの名札は常に上下逆に取り付けています。無重力での写真のような体制の時に、名札が見えるように。
無重力は放物線飛行によってえられますが、45度くらいに傾いた機体を立て直さねばいけません。その時は、エンジン出力による加速度の増加によって、地球の2倍の重力がかかります。腕立て伏せも腹筋もできません。
1G-2G-0G-2G-1G-0G--.....と31回も繰り返されるので、事前に酔い止めの注射を打ってもらいます。もちろん、注射をしても酔う人も。
慣れた人なら、実験の合間に、こんな風に遊べたりします。
この動画の人は無重力実験を実施している会社の人なので、慣れている。
さて、今日のフライトが最後だ。 Escape from Gravity !!
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2011年11月20日日曜日
Bordeaux - ARÈS
ボルドーには2週間滞在するのだが、今回の宿泊はダルムシュタットのメンバーがアレンジしてくれた。ボルドー空港から車で30分くらいの海沿いのリゾート地、ARÈSのレンタルハウスに泊まっている。セレブの別荘のシーズンオフの貸し出しだろうけど、快適そのもの。キッチンも洗濯機もあるし、部屋は母屋4部屋、離れ2部屋。キッチン&シャワー付き。そして、プールまで…。
そして夜はムーディーな雰囲気に。
今度からボルドーで航空機実験をするときは、レンタルハウスにしよう。そして、夏に実験したいな…。
土日はこのレンタルハウスで色々準備&息抜きでBordeaux観光。旧市街はすごくきれいにライトアップされています。さすがフランス。街自体ももちろんキレイんだけど、それ以上に見せ方がうまいと思います。
明日からは再び嵐のような日々始まる…。この飛行機の中で、無重力実験です。実験の様子などは次回に。
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それどころか、ボードまで…。使わないけど、この威圧感どうですか。
そして夜はムーディーな雰囲気に。
今度からボルドーで航空機実験をするときは、レンタルハウスにしよう。そして、夏に実験したいな…。
土日はこのレンタルハウスで色々準備&息抜きでBordeaux観光。旧市街はすごくきれいにライトアップされています。さすがフランス。街自体ももちろんキレイんだけど、それ以上に見せ方がうまいと思います。
明日からは再び嵐のような日々始まる…。この飛行機の中で、無重力実験です。実験の様子などは次回に。
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2011年11月19日土曜日
Our new baby arrived!
2011年11月16日水曜日
イザ出陣
久しぶりの更新だ。書きたいことは山ほどあったけど、まったく暇がなかった。日本に帰ってきてから、週3での講義、共同研究の審査会とその後のケアなど、仕事が超多忙なことに加え、妊娠中の嫁さんが10月半ばから11月初めまで自宅で絶対安静にしなければならなくなったので、主夫?の役目も必要だったからだ。嫁さんの偉大さが身に染みる2週間だった。
そして、11月13日からはドイツでの留学先の同僚たちとフランス・ボルドーで実験をすべく、ヨーロッパに出張中だ。出産直前の嫁さんが一番大変なときに海外に行くのは躊躇われたが、嫁さんも腹を括って快く送り出してくれた。ドイツ留学の後始末とフランスの実験準備のため、まずはダルムシュタットに2泊し、その後ボルドーに行く計画を立てた。ダルムシュタットでは留学時の教授の自宅に2日間お世話になり、今、フランクフルト空港でパリ経由ボルドー行きの飛行機を待っている。
今回の実験は、ボルドー空港にあるNOVESPACEという会社が運営するエアバス機を放物線飛行させ、機内に無重力環境を作り出し、無重力実験を行うという非常に特殊な実験だ。この時のために、一年間準備をしてきたということになる。うまく装置が動いていい結果が出ればいいなぁ。
このブログをアップするときは、ボルドーの宿で一息ついているころだろうな。ボルドー滞在の間、できるだけブログをアップするぞ!
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2011年10月12日水曜日
日本帰国後
日本に帰国して早10日が経った。
一年間溜まった日本の仕事は半端なく大変だ。おまけに講義も多く、週3日午後が完全につぶれる。なかなかブログも書く暇がなかったが、今日は名古屋出張で、帰りの新幹線でようやく一息ついている。
日本に帰国してWiMAXを使い出したが、すごぶる便利。大学でも、家でも、出張先でも、移動の新幹線でも、ネットとつながる。これはお得なシステムだなぁ、と感心している。もちろん、気が休まらないという弊害もあるけど、今は便利さのほうが大きい。
9月の最終週に行ったイタリアでの学会も書いておかないとなぁ~と思いながら今に至るわけですが、ボチボチ暇を見てアップします。11月に予定されているフランス・ボルドーでの航空機実験までは、ブログのタイトルを変えずにおいておこう。
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一年間溜まった日本の仕事は半端なく大変だ。おまけに講義も多く、週3日午後が完全につぶれる。なかなかブログも書く暇がなかったが、今日は名古屋出張で、帰りの新幹線でようやく一息ついている。
日本に帰国してWiMAXを使い出したが、すごぶる便利。大学でも、家でも、出張先でも、移動の新幹線でも、ネットとつながる。これはお得なシステムだなぁ、と感心している。もちろん、気が休まらないという弊害もあるけど、今は便利さのほうが大きい。
9月の最終週に行ったイタリアでの学会も書いておかないとなぁ~と思いながら今に至るわけですが、ボチボチ暇を見てアップします。11月に予定されているフランス・ボルドーでの航空機実験までは、ブログのタイトルを変えずにおいておこう。
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2011年9月25日日曜日
Good-bye Darmstadt!
Darmstadt最終日。
朝8時から郵便局に行って、最後の荷物を日本に送る。
家に帰って荷造り&日本人同僚に日本食おすそ分け。
午後から大家さんが来て、最後の挨拶をすませた。大家さんからワインとグミと紅茶をプレゼントされた。ありがとうございます。が、しかし正直、このタイミングでワインは困りますよ…。
その後、繁華街に出てちょっと買い物。で、バスで家に帰って…と思ってたら、バスの運転手が、道を間違えた!最終日にして初の経験です。ま、面白いからいいけどね。
早めの夜ごはんの後は、思い出深い森のまわりをちょっと散歩した。色々思い出しながら、散歩した。ドイツでは、仕事と家庭を半々くらいに考えていたと思う。だから、幼稚園までの道のりとか、森の散歩とか、スーパーでの買い物とか、たくさん想い出がある。ドイツに来て、家族の絆は強まったかな。こういう知らない土地や国にくると、家族の大切さがよくわかる。日本でいるよりも、濃密な時間を家族と過ごせたことは、とても大事なことだろう。
ヨーロッパは、毎年のように来るだろうけど、やっぱり一年過ごした場所というのは、別格だ。Darmstadtありがとう。
明日からItaly!
(そういえば、このブログの名前、これからどうしようかな…。続けるなら、ブログ名変えなきゃな。)
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朝8時から郵便局に行って、最後の荷物を日本に送る。
家に帰って荷造り&日本人同僚に日本食おすそ分け。
午後から大家さんが来て、最後の挨拶をすませた。大家さんからワインとグミと紅茶をプレゼントされた。ありがとうございます。が、しかし正直、このタイミングでワインは困りますよ…。
その後、繁華街に出てちょっと買い物。で、バスで家に帰って…と思ってたら、バスの運転手が、道を間違えた!最終日にして初の経験です。ま、面白いからいいけどね。
早めの夜ごはんの後は、思い出深い森のまわりをちょっと散歩した。色々思い出しながら、散歩した。ドイツでは、仕事と家庭を半々くらいに考えていたと思う。だから、幼稚園までの道のりとか、森の散歩とか、スーパーでの買い物とか、たくさん想い出がある。ドイツに来て、家族の絆は強まったかな。こういう知らない土地や国にくると、家族の大切さがよくわかる。日本でいるよりも、濃密な時間を家族と過ごせたことは、とても大事なことだろう。
ヨーロッパは、毎年のように来るだろうけど、やっぱり一年過ごした場所というのは、別格だ。Darmstadtありがとう。
明日からItaly!
(そういえば、このブログの名前、これからどうしようかな…。続けるなら、ブログ名変えなきゃな。)
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2011年9月24日土曜日
The last day at TTD !
ついにTTDでの最後の日になってしまった。
この一年、研究はよくわからんが、太い人脈は作れたような気がする…。
最後の一週間は、11月の航空機実験に向けて、残った作業の引継ぎなどに忙しかった。
来週の学会発表の原稿、まだ作れていないので、今日から急いで作らないといけない!!
最終日の今日は、ビールにBrezel、マフィン、そしてネタ的に日本のお菓子を用意して、ちょっとしたパーティを開いた。お菓子にはイカ天もあったんだけど、大半のドイツ人はイカ天は苦手のようだ。柿の種はみんな好き。ジャガイモ関係のお菓子は、やっぱり口に合うようだ。ま、で一番喜んでいたのは、やっぱりBrezelなわけだが。
明日は大家さんに鍵を渡して、Darmstadt最後の日となる。
明後日からはイタリア・ナポリだ。
さぁ、荷造りしよう。(いや、発表資料作らなあかんやろ…)
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2011年9月21日水曜日
Oktoberfest in München with 腹痛
Istanbulから帰ってきてから、腹痛で2~3日仕事を休むはめになった。そういえば、Istanbul一日目ですでに腹痛を感じていたことを思い出した。
今回の腹痛は、「鈍痛」で耐えがたいほど痛いわけでなく、かといって歩けるような感じでもなく、1週間以上ものあいだ、下痢と腹痛に悩まされた。ようやく今日火曜日、腹痛から脱出しつつある。病院に行くか、とも思ったが、なにしろ歩くのが大変なので、色々面倒なドイツの病院に行く気力もなかった。
そんな中、金曜日の夜から月曜日の朝にかけて、日本から友人夫婦がやってきた。目的は土曜日からMünchenで開催される世界最大のビール祭り、Oktoberfestに行くためだ。俺は腹痛持ち、友人は腰痛持ち、と長距離移動が案じられるチームだが、なんとか無事、週末Münchenツアーを終了したので、簡単に書いていく。
DarmstadtからMünchenまでは直通ECで約4時間ほど。昼過ぎにMünchenに着いた。中央駅から離れたホテルに荷物をおいて、イザ出陣。
会場に向かう道では、Münchenの人たちは老若男女、バイエルンの民族衣装で着飾っているのが見られる。きっと、我が地元の祭りでいうところの法被と同じだろうと一人で納得する。
会場入口に入る前だが、すでに行動がおかしい人がチラホラ。
楽しそうだし、害はないし、いいんだけどね。
会場入口ゲート。気分が盛り上がります。
テントの中は巨大なビアホール。
翌日、ホテルで一緒になった日本人の方と一緒に市内観光へ。
昨日行ったマリエン広場近くのレジデンツに行こうとしたら…パレードが!!
思いかけず、ラッキーでした。
さてレジデンツ。
おっぱい噴水。
これ、表面はすべて貝で覆われています。すごいです。
アンティクヴァリウム。
レジデンツは広く、見どころもたくさんあり、なかなか疲れます。
昼食に白ソーセージを食した後は、BMW博物館へ。
ここは、歴代のクラッシックカーなど、BMWの歴史がわかりやすく展示されています。
車好きでなくとも…と言いたいところですが、博物館で見かけたある日本人カップルは、男性が大興奮の中、女性が冷め切っていたのを見ると、やっぱり車好きには楽しいところというべきでしょう。しかし、多くの老若男女が博物館で楽しんでました。隣にはBMWのショールームもあり、こちらはモトクロスバイクのショーなどもあって、誰もが楽しめるショールームです。
もう一度マリエン広場に戻って、中央駅まで歩きながら教会などを観光し、夜中にダルムシュタットに帰ってきました。
なんとか、腹痛も酷くならずに帰ってこれてよかった。
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今回の腹痛は、「鈍痛」で耐えがたいほど痛いわけでなく、かといって歩けるような感じでもなく、1週間以上ものあいだ、下痢と腹痛に悩まされた。ようやく今日火曜日、腹痛から脱出しつつある。病院に行くか、とも思ったが、なにしろ歩くのが大変なので、色々面倒なドイツの病院に行く気力もなかった。
そんな中、金曜日の夜から月曜日の朝にかけて、日本から友人夫婦がやってきた。目的は土曜日からMünchenで開催される世界最大のビール祭り、Oktoberfestに行くためだ。俺は腹痛持ち、友人は腰痛持ち、と長距離移動が案じられるチームだが、なんとか無事、週末Münchenツアーを終了したので、簡単に書いていく。
DarmstadtからMünchenまでは直通ECで約4時間ほど。昼過ぎにMünchenに着いた。中央駅から離れたホテルに荷物をおいて、イザ出陣。
会場に向かう道では、Münchenの人たちは老若男女、バイエルンの民族衣装で着飾っているのが見られる。きっと、我が地元の祭りでいうところの法被と同じだろうと一人で納得する。
会場入口に入る前だが、すでに行動がおかしい人がチラホラ。
楽しそうだし、害はないし、いいんだけどね。
会場入口ゲート。気分が盛り上がります。
会場には、このような巨大なテント(もはやテントではない気がするが…)が、いくつか設営されている。
テントの中で、雰囲気を楽しみながら食事を、と思っていたけど、数百人が入るテントの中は、ほぼ全員、出来上がっている。椅子の上に立って、大声で歌い、踊り、異様な雰囲気だ。とても30オーバーの異国人が参戦できる雰囲気ではありません。空席もないし、オーダーの仕方もわからないしね。
なので、ちょっと落ち着いているテントの外の席を取りました。
長机で、アメリカ人達と同席。周りではドイツ人達が歌ったりしてました。まぁ、日本の若者と同じかもしれませんね。
すごく暑かったのと、人が多かったので16時頃に会場を後にして、街の中心に向かいました。
マリエン広場の市庁舎。ちょうど17時で仕掛け時計が動いていました。
翌日、ホテルで一緒になった日本人の方と一緒に市内観光へ。
昨日行ったマリエン広場近くのレジデンツに行こうとしたら…パレードが!!
思いかけず、ラッキーでした。
さてレジデンツ。
おっぱい噴水。
これ、表面はすべて貝で覆われています。すごいです。
アンティクヴァリウム。
レジデンツは広く、見どころもたくさんあり、なかなか疲れます。
昼食に白ソーセージを食した後は、BMW博物館へ。
ここは、歴代のクラッシックカーなど、BMWの歴史がわかりやすく展示されています。
車好きでなくとも…と言いたいところですが、博物館で見かけたある日本人カップルは、男性が大興奮の中、女性が冷め切っていたのを見ると、やっぱり車好きには楽しいところというべきでしょう。しかし、多くの老若男女が博物館で楽しんでました。隣にはBMWのショールームもあり、こちらはモトクロスバイクのショーなどもあって、誰もが楽しめるショールームです。
もう一度マリエン広場に戻って、中央駅まで歩きながら教会などを観光し、夜中にダルムシュタットに帰ってきました。
なんとか、腹痛も酷くならずに帰ってこれてよかった。
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2011年9月16日金曜日
Istanbul 3日目
Istanbul 3日目。
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本来ならば早朝の移動で特に記事もないところだった。午後からは仕事に戻って…と考えていたが、その計画は泡と散る。
時差のことをすっかり忘れて寝坊したが、なんとか予約していた早朝6時の乗合シャトルに乗り込み、空港に向かう。6時半に空港着。出発便は8時20分だ。
イスタンブールの空港は、空港に入るためにセキュリティチェックをまず初めに通らなければならない。イスラム国家だし、テロを警戒してのことだと思うが、出発まで2時間を切っているこちらとしては、ちょっと焦るシステムである。もちろん、搭乗前にもセキュリティチェックがある。
セキュリティチェックを終えて、チェックインカウンターに向かうが、すごい列である。そもそも、「フランクフルト行はB○○カウンター」というように分かれておらず、ある特定の便以外はすべて同じカウンターに並ばねばならない。このシステムは変えたほうがいいように思う。出発時間の迫った便でも、大丈夫なのかどうかがわからないからだ。出発が迫った便の乗客には係員が便名を叫んで列を飛ばしてカウンターに向かわせている。この長蛇の列に並ぶと、時間的に危なそうだと判断し、なぜか空いている自動チェックイン機に向かう。
操作がわからないところがあって、係員のお兄さんに手伝ってもらうが、結局自動チェックインでは搭乗券を入手できず。しかし、この時、すでに空席が一席(つまり自分の分)しかないことを知る。仕方なく長蛇の列に並ぶ。
いくら待っても無駄っぽいが、係員のお声はかからず。1時間を切ったので、係員に聞いたが、「wait」の一言。大丈夫か…。ようやくカウンターに着いたのは出発40分前。カウンターのお姉さんが「Already closed」と死の宣告をしやがった…。おぃ!!「Wait」って言ってたじゃん!と怒っても、泣いても、お姉さんはどうしようもない。「Sorry....」というだけだ。仕方ないので、事後の策を、とトルコ航空のチケットショップに行って、次の便に変えてもらうことにした。が、ここでも「Full」と。。。今日のフランクフルト行きのすべての便がFullらしい。とりあえず、次の便(12時発)の空席待ちをお願いする。
11時、空席待ちの結果を聞きに行くと…「Full」。もう目の前真っ黒だ。調べてもらうと、明日の夜の便まで満席だそうだ。こりゃだめだキャンセル待ちはだめだ、とルフトハンザのカウンターに行き、空席がないか聞くがこれもダメ。
…こうなりゃ、まずはドイツに帰ることを考えよう、と目標変更。ドイツに帰れれば、あとは何とかなる。もう一度トルコ航空のチケットカウンターに行き、一番早い、ドイツの他の都市の空席を探してくれ、とお願いする。すると、ハンブルクかハノーファーなら取れる、という返事が。そりゃぁ、ハノーファーの方が近いだろう、と空席を押さえてもらう。
今度は自動チェックインも使えて搭乗券もゲット。無事に飛行機に乗れました。
ハノーファーからは電車で4時間程度でダルムシュタットに到着。途中で日本に興味のある医学教授のオッサンから、「科学と経済の関係について話し合おう」と無理難題を吹っかけられたが、適当に話をしてかわしておいた。いや、かわせたのかはわからないが…。こっちは疲れてるんだよ。
結局帰宅したのは夜10時。思わぬ長旅になったが、無事に帰れてよかった。
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Istanbul 2日
Istanbul2日目。
8時半過ぎにホテルを出て、まずはドルマバフチェ宮殿(Dolmabahçe Sarayı)に向かう。第一のゲート。ここで入場券を購入し、セキュリティチェックも行う。
この宮殿は現役の迎賓館のため、入口には衛兵さんが警備についている。ちょうど衛兵さんの交代式が見られた。
さて、ゲートを進んで、いよいよ宮殿入口までくると早くも行列が出来ているが、列が動いている気配はない。
どうやら何人かのグループになって、案内人にツアーしてもらう見学方法のため、次の案内は何分から、と決まっているのである。ツアーには、トルコ語と英語があるが、トルコ語の方が早くに出発できそうだったので、「トルコ語ツアーに参加してもいい?」と英語で聞くと、「Very Trkishだからダメだ」というよくわからない返事が返ってきた。まぁ、英語で聞いた地点でダメなんだろう。結局少し待って英語のツアーに参加したわけだが、これが良かった。わかりやすい英語を心がけているのか、簡単な単語で丁寧に説明されていた。こんなにわかりやすい英語ツアーは初めてだ。写真は撮影禁止だったので内部の写真はないが、絢爛豪華の一言に尽きる。1853年に完成した比較的新しい建物からか、かなりヨーロッパ建築の影響を感じる。ベルサイユ宮殿のような雰囲気だ。
宮殿見学の後は、「ヨーロッパとアジアの間を行き来したい」と思い、ヨーロッパとアジアを分けるボスボラス海峡をクルーズすることに決めた。船の発着場であるガラタ橋に戻って、まずは切符購入と出航時間をチェック。出航まで時間があったので、ガラタ橋名物のサバサンドを昼食に食べることにした。サバサンドは、こんな感じの小舟で作っていて、船の向かいのテントで食べるファストフードだ。
この小舟、ありえないほど揺れまくっていたが、一日中あの船の中でサバサンドを作っている職人さん、逆に揺れない地面が苦手になりそうだな。
サバサンドは、こんな感じ。
味があまりついていないので、自分で塩やレモン汁をかけて味調整して食べる。サバサンドってもっと臭みがあるのかと思っていたが、あっさりしていて結構イケる。大人向けの味です。これだけじゃお腹いっぱいにならないので、焼きとうもろこしもいってみた。
これも、うまそうに見えるが、味がないな…。醤油が欲しいところです。
まだ出航まで時間があるので、近くのモスクへ行くことに。近くって言っても3つもあるので、とりあえず一番目立たないモスクへ行くことにした。ブルーモスクのときに、もっと観光客が少ない方がいいなぁ、と思っていたので、目立たないモスクなら観光客もいないだろう、と考えたわけです。
行った先は、リュステム・パジャ・ジャーミィ(Rüstem
Paşa Camii)。写真手前です。
ここは観光客がほとんどいなかった。とっても居心地のいい空間だったので、座ってぼ~としていたが、その間4人くらいしか観光客が来なかった。イズニックタイルが全面に使われていて、すごくきれいなモスクです。
ボ~としている間に、出航時間が近づいてきたので、いざ出航場所へ。
クルーズ船はこれ。
日本人である私ですが、ドイツに一年間住んでいる間に3回もクルーズを経験したプロのクルーザー、初めのポジション取りがもっとも重要で、どこがいいポジションか、ということは経験からわかります。上の写真でいうと、避難用浮輪が並んでいる空間の真ん中ほど、ですな。日が当たらなくて、風通しが良いところ、ってことです。もちろん、この場所をゲットして、悠々クルーズを楽しむことが出来ました。
こちらはエーゲ海ひいては地中海に繋がるマルマラ海への入口。左手はイスタンブールのヨーロッパ側。
さっき見学したドルマバフチェ宮殿。
きっとボスボラス海峡から見られることを前提に設計されたのだろう、という気がします。ボスボラス海峡クルーズは、ヨーロッパ側とアジア側の街に交互に寄港しながら黒海近郊の街まで1時間30分旅します。
途中の街Kanlıcaにて積み込まれたヨーグルト。
ヨーグルトはトルコが起源と言われています。Kanlıcaはヨーグルトの名産地らしい。
いよいよ黒海が見えてきた。
終着地であるAnadolu Kavağıにまもなく到着。帰りの船は1時間15分後なので、黒海が見渡せる展望地まで急いでいくことに。目指すはあの城跡。
時間もあまりないので、必死で登ったあとの景色は…
黒海側。この向こうはロシアやウクライナに通じているのか…。
通ってきたボスボラス海峡。左側がアジア、右側がヨーロッパ。なんか、アジアとかヨーロッパとか、分けるのが意味あるのかと思えてきます。
帰りの船では、とくに写真を撮るでもなく、ボヘ~とのんびりしてました。ただ一か所、トイレが面白かったので。
トルコ式トイレです。和式に近いな。この旅では、この船内でしかお目にかかれませんでした。これ、小はいいけど、大はどうやってするんだろう…。
クルーズから帰ると5時すぎ。まだ時間あるな~と「ハマム」をしに行くことにした。ハマムはトルコ式公衆浴場みたいな感じか?詳しくはこちら。
行ったのは、帰る時間も考えて、トラムの駅すぐ横のチェンベルリタシュ・ハマム(Çemberlitaş
Hamamı)。
ここは観光客向けのハマムらしいが、そもそも地元民向けのハマムはもうあまりないらしい。入口で料金を払い、個室の脱衣所に入って副を脱いでタオルを腰に巻く。それから浴場へ移動。浴場は蒸し風呂みたいな感じで、中央に大きな大理石があり、そのうえで寝そべってオッチャンにアカスリしてもらうのをジッと待つわけです。この待ち時間が結構長く、のぼせそうになります。オッチャンが手の空いたときを見計らって、最大眼力で「次は俺」と知らせないと、永遠に順番が回ってこない気がします。番号札とかないです。ちょうど混んでいたからか、すごく手早かったんじゃないかな。アカスリのあと体も洗ってくれて、そのあと体を流してくれるんだけど、流し方が物足りない…。あと、オッチャン、なんの前触れもなく首とかボキボキしてくれるんだけど、整体師でもない人に首ボキボキされたくない人は注意してください。私は止めたかったけどその隙さえありませんでした。
晩御飯にはコレと決めているものがホテル近くのレストランにあったので、ブラブラ歩きながらホテルの方へ向かう。途中でみた飴細工師。
晩御飯は、壺焼きケバブ。てっきりこんなの(Web参考画像)
が出てくると期待していたら…
こんなのが出てきた。
なにこれ、ショボイ…。でも味はよかったです。
最後に、イスタンブールの夜景。
イスタンブール、いいところでした。
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