で、頭痛だ。5年ほど前から、年に一度程度の割合で、一か月間の耐えがたい頭痛が発症することがある。これまで冬が多かったのだが、今回は花粉の時期にやってきたようだ。初めは花粉で頭が痛いのだ、と思っていて、その後は風邪を引いたこともあって、発症したことを自覚するのがちょっと遅かった。風邪の頭痛にしては痛すぎるので、ようやく気が付いたわけだ。
これまで、この頭痛が一体なんなのか、わからなかった。ドイツに渡航する前に発症したときは、あまりの激痛に、「俺の頭の中に腫瘍でもあるんじゃなかろうか?」と真剣に悩んで、大きな病院でCTやMRI、ありとあらゆる先端機器で検査しまくってもらったこともあった。それでも病名はわからず、「偏頭痛の一種じゃない?」と言われて終わっていた。
先日、近所の内科に風邪で診察してもらった際、先生のデスクに「頭痛外来ファイル」なるのをが目に入ったので、「私、年に一度くらいの割合ですごく激しい頭痛がくるんですよ。」と世間話風に相談したところ、「どうやら群発頭痛のようですね」とサラリと病名をおっしゃられるではないか!!
思わず、「エッ?」となったが、確かに教えていただいた群発頭痛の特徴がすべて当てはまる。おぉぉ!神よ!病名が分かったから治るわけではないんだけど、ちゃんとした病気で、他にもそういう人がいるのだということが分かっただけで、かなり安心できる。しかも、ネットで情報も手に入るし。
この群発頭痛、数万人に一人くらいの珍しい頭痛らしい。慢性頭痛の一種で頭痛の中では耐えがたい激痛で目が抉り取られるかのような感じ、というのが痛みの特徴だ。群発的に発症し、1~2か月の間、毎日起こるというのがその名前の由来だ。
実は今も発症期間中なので、目を酷使するデキるだけPCはプライベートでは見ないようにしている。仕事上、PCを使わざるを得ないんだけど、なんとかならんかなぁ。
はやく発症期間、終わってほしいぜよ。
