こちらの大学では、研究室は「Institute」、実験室は「Laboratory」と言います。うちの研究室だけかもしれないが、初めはなんとなく違和感ありました。Instituteってもっと大きなイメージが…。そして、オフィスワーク(つまりパソコン作業)する居室は「Office」です。この区別は、狭い日本の大学の研究室スペースに慣れた私にとって非常に新鮮で、これが普通でなければいけないなぁ、と思う。
今回の引っ越しは、Officeだけ。実験室が移動するならかなり大変だけど、Officeだけなら一日仕事で何とかなる。もっとも、荷物の少ない私以外は準備に1週間ほどかかってました。ネットワーク管理者は大変な作業になるんだろうけど、研究室には管理者専門人員(学生ではない)がいて、引っ越しの対応をしていました。
さて、引っ越しした建物ですが、研究室のボスが副所長をしているCSI (Center of Smart Interface)ビルの3階(日本の4階に相当)に陣取ることになりました。CSIビルは、10月に私が来たときには3階建て(つまり2階部分まで。ややこしいな)だったが、拡張工事で2階分増えました。
なぜか、我々の研究室部分だけフィン構造が…。上層階用の日よけならば、最上階にないのはおかしいので、きっと建物のデザインだと思うけど、何の役目があるんだろう?ちなみに、部屋にはSunshadeがちゃんとあります。我々の研究室は熱工学関係なので、このフィンは「伝熱促進」のためのものだ、なんてみんな言ってます。
新しいオフィスは、こんな感じ。窓の外にフィンが見えます。
学生は1部屋に3人配置され、私は部屋の真ん中のスペースです。一人あたりのスペースがかなり広いことがわかりますよね。奥のスペースにはインドからのゲストが来る予定です。ちなみに私の前のスペースもインド人学生です。日本の我が大学なら、この広さなら10人は余裕で詰め込みます。このように余裕のあるスペースに改善してあげたいけど、どうしようもないわな。
素晴らしい研究環境に感謝。
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